新田義貞の容貌に関する実証的研究(4)


4.足利家の紋


 さて、前項の説明で、アシカが義兼だったことは納得いただけたものと思います。しかし、まだ信じられないという方もいらっしゃるかもしれません。そのような方は、次の図を御覧下さい。

二引両

 これは、足利家の家紋、二引両です。

 月をデザインしたもの、という説もありますが、実はこの紋は、足利氏がボール遊びをしたあとの、ボールに付いた唇の跡を図案化したものなのです。二本の横線は、ボールに付いた上唇と下唇の跡をあらわしています。

 やはり、アシカが足利氏ですね。

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はじめに足利義兼の謎鰭脚頬足利家の紋義貞の容貌

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